Galleria MVに無理やり他機種のタッチパッドドライバを突っ込んで何とかする方法

この度、仕事用にGalleria MVを入手しました。5年前のゲーミングノートですが、性能は十分。
最近の機種は画面サイズ1366×768のPCばかりですが、この機種は1440×900と広いのが美点です。
僕はWindows7 Professional(64bit)を入れましたが動作はなかなか快適で、これこそ僕の求めていた機械だと確信しました。
図1

ただ、この機種の大きな欠点として「キーボードを打つときにタッチパッドが干渉する」という困った問題があります。しかも、カーソルが移動するだけならまだしも、Windows7既定のドライバはタッチパッド上でのボタンクリック動作に対応しているので、いらぬところを勝手にクリックしてしまい阿鼻叫喚という事態も起き得るのです。これは困った。

(1)コントロールパネルの「マウス」からタッチパッドの設定を変えたら良いのでは?
タッチパッドのドライバが提供されてないんです。販売元ではタッチパッドのドライバを提供していません。
参考:Prime Note Galleria MV(JHL90)のドライバーダウンロード

(2)Galleria MVはCompal JHL90のOEMだからそっちのドライバを使ってみては?
僕もそう思って見に行きましたが、OEM元のCompal社に行ってもタッチパッドドライバーは提供されていません。
参考:Welcome to Compal Driver Download Site!

この件で悩んでいる人は多いようで、「Galleria MV タッチパッド 無効化」のようなキーワードで検索すると先人の苦悩がいろいろ出てきます。
[参考1] [参考2]
結局諦めてそのまま使うか、デバイスマネージャからデバイスを無効にするという悲しい対処をせざる人が多いという現実のようです。

でも大丈夫。僕にお任せを! ヽ(・∀・)ノ

◆問題解決の道筋
まず、タッチパッドを作っているメーカーはそれほど多くありません。次に、同じ会社のタッチパッドなら、ハードウェアに大きな違いはないはずで、ドライバも同様。と言うことで数社について検証してみたところ、Alps社のドライバでいけることを確認。せっかくなので、Windows7(64bit)に対応していて、なるべく多機能なドライバを入れちゃいましょう。というわけで、以下に手順の説明です。

【注意】
・推奨外の行為なので、あくまでも自己責任で。
・タッチパッドが使えなくなることも考慮して、必ず外部マウスを用意し、接続しておいてください。そうでないと二進も三進も行かない状態になる可能性があります。

◆ドライバのダウンロード
とりあえずDELL社のドライバを流用させていただくことにしました。
図2
Alps Touchpad Driver ドライバの詳細 | Dell 日本
まずは、上記URLからタッチパッドドライバをダウンロードします。

◆ドライバのインストール
ダウンロードした「Input_Driver_FGG85_WN_8.1200.101.214_A02.EXE」をインストールします。
図3
図4
図5
図6
最後にエラーとなりますが、これは想定範囲です。ご安心ください。

◆デバイスマネージャからドライバを変更
コントロールパネルからデバイスマネージャを開きます。
図7図8
図9図10
図11
図12図13
図14図15
マウスのドライバを変更して、再起動します。

◆完了
コントロールパネルの「マウス」からタッチパッドの設定ができるようになりました。
図17
図18
図19
図20
図21
ご覧の通り、タッチパッドの有効化無効化やスクロール機能などの設定も自由自在です。

ヽ(・∀・)ノ ハラショー