僕は仙台在住ですが、飛行ベースが丘珠のため、飛ぶためには札幌に行く必要があります。
C172から見た小樽港と市街
自宅→仙台港→(太平洋フェリー)→苫小牧港→札幌(丘珠空港)→苫小牧港→仙台港→自宅
その際には、いつもこんな経路でフェリーを利用しています。
そのうち年に数回はバイクと共に行くのですが(今年は3回)、台風で仙台行きの「きそ」が欠航になった2013/09/15(日)が最もエキサイティングな体験でした。いつものは仙台-丘珠(札幌)間の単なる移動に過ぎないのですが、今年のこれだけはツーリングといっても良いかも(・∀・;)
仙台港フェリーターミナルで「きたかみ」に乗船待ち
◆事の経緯
・台風襲来
朝起きたら札幌はすごい雨だ(・∀・;)
— 始祖鳥 (@shisochou) 2013, 9月 14
・午前9:30くらいに台風による「きそ」の欠航を知る ・10:00過ぎにTL1000Rで出発
太平洋フェリーが欠航したので、これから函館に向かう(・∀・) — 始祖鳥 (@shisochou) 2013, 9月 15
・札樽道の新川ICから高速に乗る
・札幌南ICから道央道に乗る
伊達市あたりが一番ひどい大雨でしたが、それを過ぎると雨は小降りに。
有珠山SAで給油しました。サービスとの事で、栄養ドリンクをいただきました ヽ(・∀・)ノ
・函館フェリーターミナルまでひたすら走行
函館港に着いた(・∀・) pic.twitter.com/WzINBXqfOu
— 始祖鳥 (@shisochou) 2013, 9月 15
・函館フェリーターミナルで一服。台風が来る前に16:30の大間行きに乗ることができました。
フェリーに乗った(・∀・) 本当は太平洋フェリーの「きそ」に乗るはずだったけど、欠航なので函館まで走ってこちらにした pic.twitter.com/FQtjzBfUHZ — 始祖鳥 (@shisochou) 2013, 9月 15
二等船室で足を延ばしてくつろぎのひと時。窓際なのでGPSも電波を拾ってくれました ヽ(・∀・)ノ
◆本州上陸
・18:00に大間着
本州に上陸できればもう安心。
大間-むつ市の道路は夜が真っ暗で、配光のあまり良くないTL1000Rのライトは頼りない。雨が降っているので、黒く湿った路面に光が地面に吸われるから注意して走行。
・19:00にむつ通過
・20:00に野辺地着
ガソリンスタンドが開いていなかった。セルフのガソリンスタンドも発見できない。
一戸まで走って高速に乗り、岩手山SAで給油する考えだったが、野辺地で給油できないとガソリンの残量に不安が残る。もう20:00をまわっており、この先、一戸までに給油できる場所があるかは怪しい。高速に乗ったら岩手山SAまで給油所はなく、ここまでは燃料は持たない。
【追記】 後から知ったのですが、野辺地の24Hセルフスタンドは、国道4号沿いでも県道243号沿いでもない場所にあったようです。予備知識なしでここを見つけるのは難しいと思いますが、次に来る機会があれば利用したいと思います。
というわけで、確実に給油ができることがわかっている青森方面にダイバート。
浅虫温泉の少し先に高速の案内標識があったので、少し戻った手前の宇佐美で給油。青森中央ICから東北自動車道に乗る。
闇の中を疾走し、岩手山SAで給油。
この辺になると、道路の照明の密度が違う。明るい。
前沢SAで給油。
眠気を飛ばすために歌いながら夜の東北自動車道を走る。
◆帰宅
仙台宮城ICで降りて、自宅に戻ったのは午前1:30くらいでした。(・∀・;)
昨日は午前1時半に仙台に帰ってきた。北海道半分と東北を縦断して帰ってきたので一日の走行距離は800kmくらいかな(・∀・;)
— 始祖鳥 (@shisochou) 2013, 9月 15
GPSのログ(※拡大が可能です)
15時間かけた(船に乗っている時間を含む)全行程の地図はこんな感じです。 走行距離が800kmに達した理由は航跡をご覧のとおり、函館-大間航路を使い、なおかつ残燃料の都合から青森方面に変針したためで、函館-青森航路を使っていれば走行距離も650kmくらいで済んだはずです。
ただ、台風も迫っている中、できるかぎり短時間で津軽海峡を渡ることを優先したのは間違いではなかったと思っています。(函館-大間航路は2時間弱なのに対し、函館-青森航路は4時間弱かかります。)
なお、自宅近辺の航跡は消してあります。あと、大間航路の海上の航跡が表示されるのは、窓際でGPSのログを取っていたからです! ヽ(・∀・)ノ
◆おまけ
昨日の夜の東北道で、眠気覚ましのために歌を歌いながら帰ってきたんだけど、その課程で、ミッドナイト・サブマリンを忌野清志郎風に歌う芸風を発見した。多分誰も認めてくれないと思うけどそれでもいい(・∀・) — 始祖鳥 (@shisochou) 2013, 9月 16
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我ながら本当にどうでもいいツイートの見本だと思う