仙台→苫小牧の船上生活
乗船
カウンターで説明されると思いますが、乗船の時と下船のときにチケットの半券を回収するシステムです。下船用もチケットは必要ですので、半券を失くさないようにしてください。
船内での生活
電源の確保
この記事を読まれている方にとっては、気になるところかと思います。
「きそ」「いしかり」のB寝台の場合、蛍光灯の下にコンセントがついています。しかし「きたかみ」のB寝台にはなく、部屋のコンセントかOA用のコンセント(レストランと同じ階)を利用するしかありません。きたかみは右舷側の窓側のラウンジにOA機器用のコンセントがあります。
有料で携帯を充電する機械がラウンジにありますので、5Vの機器はこれで充電できるかもしれませんが、僕は使ったことはありません。
携帯電話の電波状況
入港・出港からしばらくはつながりますが、航海中は繋がらないものと考えてください。僕はAUとsoftbankとemobileを試しました。
AU
甲板か窓際で、宮城県沿岸部あたりならば電波は結構入ります。メールの受信などはできました。ただし音声通話は安定しません。繋がってもすぐに切れたりします。
emobile
無線3Gルータで使っています。「きそ」「いしかり」のB寝台ならば出港30分後くらいまで、入港1時間前くらいから接続が可能です。ただし、「きたかみ」のB寝台は電波が入らないので、接続のためには少なくともロビーまで出る必要があります。
SonftBank
Softbank携帯を数年前まで使っていましたが、繋がり方はemobileとほぼ同じでした。2年前の話なので現状は不明です。
DoCoMo
使ったことがないため不明です。
夕食
船内レストランの夕食はバイキング形式で、料金は2,000円です。年々メニューが残念になっていくので、僕の場合はレストランで夕食を食べることは少なくなってしまいました。バイキング形式なので、たくさん食べる人にはお勧めかも。出港後に割と早く閉まってしまうので、行かれる場合はお早めに。
軽食カウンターのカレーは500円で、僕はいつもこちらを食べています。お金を足せば大盛りの注文も可能です。
朝食
レストランの朝食は料金1,000円のバイキング形式で、こちらはおすすめです。僕もいつも食べています。
売店
リフレッシュメントは、歯ブラシ、髭そりの他、スリッパも販売されています。使い捨てのものは100円くらい、ある程度しっかりした健康サンダルは300円くらい。
酔い止めも含め、医薬品は売っていないものと考えてください。買ったことは無いのですが、きたかみでは酔い止めを売っているようです。
風呂
浴場のロッカーの鍵をかけるために使うので、100円硬貨は確保しておきましょう。投入した100円は使用後に戻ってきます。
浴場の洗面エリアに備え付けのドライヤーがあります。シャンプーとリンスは備え付けのものがありますが、体質などで使うシャンプーが限られる人は持っていきましょう。
寝台の中
カーテンを閉めた寝台の中は自分の体温で加熱するので、どの季節でも蒸し暑くなります。暑くても快適に過ごせ、船内の公共スペースを歩いても問題ない服があると便利です。(Tシャツと薄手のズボンなど)
次のページで、いよいよ苫小牧に上陸です。